國を愛する戦士として、絶世の美女西施は青春と愛情をなげうつが、最後には悲慘な爭いが呉越両國王の私利私欲の爭奪戦でしかないことを知る――。黃健中(ホアン?ジエンジョン)監(jiān)督の歴史大作映畫「傾城記」の撮影準(zhǔn)備が1日、湖北省武漢市で始まった。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。
黃監(jiān)督は、この映畫の一番の見どころは西施を一人の人間として題材にしていることだと紹介。國を愛する女性の視線から戦爭を見つめている。彼女にとって呉國と越國はどちらも正義でなければ悪でもない、自分の利益を求めるために爭っていると映る。無情な爭いは彼女の身も心も焦がし、ついには破滅へと向かわせる。
スポンサーである武漢東湖林語文化伝播有限公司の李楠?董事長によると、この映畫の総投資額は5千萬ドル、うち米Digital Cinema Solutions社(DCS)が4千萬ドル、武漢東湖林語文化伝播有限公司が1千萬ドルを出資している。
現(xiàn)在進(jìn)めている撮影準(zhǔn)備は來年3月には完了し、8月末から撮影に入る予定だという。(編集KA)
「人民網(wǎng)日本語版」2008年12月3日
|