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國家図書館の國寶級秘蔵品が初公開
発信時間: 2009-09-02 | チャイナネット

 國家図書館の展示ホールで1日、「百年守望――國家図書館秘蔵精品展」が開幕した。國家図書館の會館100年記念行事の一環として今回初めて、國家図書館が100年かけて集めてきた特色あふれる秘蔵品が一般公開される。

 今回の展覧會は、中國文獻?外國文獻?電子文獻の3カテゴリーにわけ、國家図書館の100年來の秘蔵が展示される。3千年以上前の殷商の甲骨から4世紀から11世紀にかけての敦煌遺書、宋元明清時期の善本古籍から現代の各出版品、木簡?石刻?紙の書籍からマイクロフォームやデジタル文獻にいたるまで……いずれも中華文明の縮図ともいえる貴重な実物が披露される。

 最大の目玉はなんといっても國寶級の逸品が一気にお目見えすることだ。展示品の中には、國家図書館の前身である京師図書館落成の土臺となった清內閣大庫と文津閣「四庫全書」もあれば、過去の戦亂中に略奪されてようやく返還された敦煌遺書、「永楽大典」、「趙城金蔵」、甲骨の秘蔵などのほか、清末以降の中國各地の著名図書館の秘蔵もあり、生き生きとした中國の蔵書史が紹介される。さらに宋の太祖一族について記録した現存する中では最古とされる家系図「仙源類譜」や清拓本「雪浪石盆銘」などは初の出展となる。新疆?和田(ホータン)の貴重な13點の文獻をはじめとする民族の多數のお寶とともに、95言語の外國語で書かれた書籍が展示され、國家図書館の秘蔵品の豊富さが體現される。

 特に注目に値するのは、今回はこの10年間で最も多い9點の甲骨品が展示されることだ。殷商の武乙、文丁時期(紀元前1147年-紀元前1102年)の卜占(ぼくせん)のほか、四方風、四方神が記録された殷商?武丁時期(紀元前1250年-紀元前1192年)の刻辭も目にすることができる。これら中國最古の文字は古人の時空観念を反映しており、「山海経」や「尚書?尭典」等の典籍にもその記録が見られる。
「百年守望――國家図書館秘蔵精品展」は9月2日から10月7日まで毎日無料で一般公開される。(編集KA)

  ?人民網日本語版?2009年9月2日

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