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第4回中韓日ロボット研究者交流會が北京で開催 |
発信時間: 2009-10-27 | チャイナネット |
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國際交流と協力を強化し、中國のロボット技術の影響力を高めるため、中國國家科學技術部高新技術(ハイテク)発展産業化司、國際先進ロボット計畫、韓國知識経済部ロボットチーム、日中産學官交流機構が主催する第4回中韓日ロボット研究者交流會が10月27日に北京で開幕した。今回の會議には世界各國からかつてないほどの注目が集まっており、中日韓、歐米各國の政府部門代表、ロボット関係學會、有名學府、科學研究機関、関連企業の専門家、學者、企業家が200人以上參加している。このような大規模なロボット技術のシンポジウムが中國で開かれるのは今回が初めて。科學技術部の曹健林副部長が開幕式でスピーチを行った。
曹健林副部長はスピーチの中でまず、「日本も韓國もロボット技術面で世界先端レベルに達しており、中國の同業界が日韓から學ぶべきところは多い。今回の研究會は中國にとってよい勉強の機會となっている」とし、中國のロボット技術の発展については、「中國はロボット技術の研究、開発及び応用を非常に重視しており、『第11次5カ年計畫』期間中、科學技術部は知能型、バイオニクス型、ミクロ型、相互交流型、ネットワーク型などのロボット技術の開発をサポートし、研究開発機構を設立している。駆動、感知、コントロールなどのカギとなる部品や、ヒューマノイドロボット、バイオニクスロボット、特殊な環境に適応できる特種ロボット、先端的な工業ロボットなどのハイレベルのモデルシステムなどの開発に力を入れ、自主知的財産権をもつロボットの開発に成功し、核心部品の技術を掌握し、今後の工業ロボット、サービスロボットの発展や産業化に技術面のサポートを提供し、知能的な機器や設備開発の基礎を固めた。救援や災害救援に使用するロボット、お年寄り向けの自動調理ロボットなどの研究開発も順調に進んでいる」と紹介した。また、「中韓日はともにアジアの大國であり、協力を強化することは三國の利益となるだけでなく、アジアひいては世界の発展にもプラスとなる」と強調した。 今回の中韓日ロボット研究者交流會は「未來のロボット産業発展のチャンスとボトルネック」をテーマとしている。中日韓の政府代表、學者、専門家は各國のロボット技術の発展計畫と最新の研究成果を報告し、ロボットの最先端技術について討論を行う。また、中日韓3國が今後、ロボット教育でどのように引き続き協力と交流を強化していくかについて話し合う。 また、今回の研究會にあわせて、28日から2009年IARPサービスロボット?ナノロボットのシンポジウムも開催される。IARPシンポジウムでは、ここ數年の世界のサービスロボットとナノロボットの研究の焦點と動向について深く研究し、ロボット研究?発展分野において世界で上位15位を占める國?地域の有名學者が最新の研究成果を紹介することになっている。 マイクロソフトのビル?ゲイツ前會長は以前、「一家に一臺ロボットを持つようになり、ロボットは人類社會に浸透する」と話している。會議を通し、ロボット技術と産業化の交流と協力は強化され、世界のロボット技術発展に対する理解がより深まり、中國の先進的な製造技術においてロボット技術「第12次五カ年計畫」発展計畫の參考となるだろう。 また、ロボット展示會も同時に開催され、多くの愛好者たちを引き付けた。
中國が開発した知能型ロボット
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