3Dテレビとは、テレビに立體視技術を応用したもので、2D映像しか視聴できない現在のテレビとは違い、立體視の仕組みを利用し、立體映像を生み出せることが特徴だ。「人民日報」が20日に伝えた。
このほど行われた南アフリカワールドカップでは、FIFAがソニーの中継器材と設備を導入し、初のワールドカップ3D放送を実現した。中國中央電視臺(CCTV)は國內で3D放送を試験的に行い、一部の視聴者が3D映像を一足先に體験した。
國家広播電影電視(ラジオ?映畫?テレビ)総局科學技術委員會の杜百川副主任は、「中國のテレビ制作機関はすでに、3Dテレビ番組を制作?放送する技術的條件をそろえている。1-2年後には、中國でも3Dテレビチャンネルが登場するだろう」と述べる。
CCTVはワールドカップ期間中、FIFAから一部試合の3D放送権を購入した。もともとは映畫館で試合を3D生中継する予定だったが、政策、技術、安全上などの理由から、CCTVメディア?プレス?センターなどで內部向けの試験放送をするにとどまった。
「人民網日本語版」2010年7月21日