中國航空工業集団公司洪都支社が獨自に開発した新型農林専用機「N5B」シリーズの3號機が20日、江西省南昌で初フライトに成功した。中國は次世代農林専用機の開発で大きなブレークスルーを果たし、國內外市場の開拓の土臺を築いた。工業情報化部が26日伝えた。
N5B機は、中國航空工業集団公司洪都支社が國內外の農業機市場に対して行った調査研究や予測分析および農林機の需要に基づき開発された中型農林専用機で、主に種蒔(農地、造林)、施肥、除草、害蟲駆除、山林保護や防火などの作業に用いられ、農作物の品質と生産量向上、労働軽減、生産コスト削減につながる。同機は適當な改造を行えば、治安パトロールや災害救援、航空測量や航空撮影、映畫制作、広告?宣伝などの用途にも応用できる。
1號機は06年12月に初フライトに成功。07年に設計改良が加えられ、08年6月28日に改良後の初フライトを行った。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年7月27日