エアバス中國によると、天津工場の総組立ラインで26機目の「A320」が完成し、21日に引渡しを行った。これにより同工場は今年の生産計畫をすべて完了した。25日付「科技日報」が伝えた。
天津工場はエアバス社が歐州以外で立ち上げた最初の総組立?生産ラインで、08年9月に操業を開始、翌09年6月23日に1機目のA320型機を引き渡して以來、これまでに37機を引き渡した。これらの機體は現在、8つの中國系航空會社で運航しており、各社はその性能や品質が歐州で組み立てた機體と変わらないとして、高く評価している。エアバスA320シリーズにはA318、A319、A320、A321の4機種あり、いずれも中小型旅客機の業界基準とされている。天津工場では現在、A319とA320の2機種が組み立てられている。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年12月27日