世界保健機関(WHO)は北京でこのほど、中國のワクチン監(jiān)督?管理體系がWHOの審査に合格したことを明らかにした。このことは、中國産ワクチンの品質が信頼でき、その安全性と有効性が國際標準を満たしていることを表す。中國産ワクチンはこれにより、WHOの認定に申請し、國連によるワクチン調達の対象となり、國際市場に供給する資格を持ったことになる。「新京報」が2日に伝えた。
中國産ワクチンの審査合格を発表したWHOの代表は、「中國は今後1-2年間のうちに、平価ワクチンの主要供給國の1つとなるだろう」と述べる。
中國はワクチン生産大國だ。現時點でワクチン生産企業(yè)は36社あり、27種類の病気に対応する49種類のワクチンを生産でき、年間生産能力は10億本と、世界でもトップクラスとなっている。しかも、中國産のワクチンは先進國のワクチンと比べ、品質は同レベルでありながら価格は安く、WHOや國連に「平価ワクチン」と評価されている。
しかし、これまで長年にわたり、中國のワクチン監(jiān)督?管理體系は國際基準を満たしているという評価に欠けていた。國家食品薬品監(jiān)督管理局の邵明立局長は、「國産ワクチンはこれまで真の意味で海外進出していなかった。一部の企業(yè)の少量のワクチンが、寄贈や國家間の単一的な貿易などを通じて國外に渡っているのみで、輸出の量と範囲は限られていた。國際的な慣例では、ワクチンが國連による調達計畫の対象とされるまたは、他國?地域の認可を得るためには、まずWHOに認定されなければならない。中國のワクチン監(jiān)督?管理體系がWHOの審査に正式に合格したことは、中國のワクチン企業(yè)がWHOの認定に申請でき、國際市場での競爭に參加できることを意味する」と述べる。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年3月3日