中國社會科學院が発表した最新の統計データによると、北京市の科學技術競爭力が中國大陸部でトップであることがわかった。また、北京市科學技術委員會のデータによると、中國の両院(中國科學院及び中國工程院)院士の半數以上が北京にいるほか、域內総生産の5.5%が研究開発に使われている。中國新聞網が21日に伝えた。
昨年、北京市の研究開発支出は前年比13.4%増の758億元で、域內総生産の5.5%を占めた。市のハイテク産業、科學技術サービス業、情報サービス業の増加値は3021億6千萬元に達した。中國の両院(中國科學院及び中國工程院)院士の半數以上が北京に在住しており、北京市在住の科學者とエンジニアは計36萬人に上る。北京には國家重點実験室が86カ所あり、全國の28.1%を占める。國家工程実験室は32カ所で、全國の43.2%を占める。北京市の特許出願件數は2005年の2萬2572件から昨年は5萬7296件に増え、年平均増加率は20.5%に達する。北京市では昨年、72プロジェクトが國家自然科學賞、國家技術発明賞、國家科技進歩賞を獲得し、全國のプロジェクト受賞総數の26%を占め、全國トップとなった。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年6月21日