中國國家國防科技工業局から得た情報によると、中國の月探査機「嫦娥3號」の著陸機は1月12日8時21分に、日照を浴び自動的にスリープ狀態を脫した。月面ローバー「玉兎號」は11日5時頃に、自動的に目を覚ましていた。著陸機と月面ローバーは月の初日の夜を終え、地球上の14日間に及ぶ極端な低溫環境の試練を乗り切った。これは中國が月探査機の夜の生存技術で、飛躍的な進展を実現したことを意味する。

嫦娥3號の著陸機と玉兎號は正常に作業しており、地球上の各基地?センターのデータ受信と処理も正常に実施されている。

月探査プロジェクト総指揮、中國國防科技工業局局長の許達哲氏は、「プロジェクトの関係者は限りある月の晝の時間を十分に活用し作業を展開し、科學データを最大限に獲得した。また得られたデータの研究作業を強化し、月探査プロジェクトの今後の任務に向け経験を積み重ね、サポートを提供した」と語った。