米宇宙開発情報サイトは4月2日、「中國の新たな発射センター、最大規模のロケット発射へ」と題する記事を掲載した。內容は下記の通り。
中國の新しい大型ロケットが、海南島の発射場で「処女フライト」を実現した。「長征5號」ロケットと海南文昌衛星発射センターの組み合わせから、中國の宇宙進出のペースがさらに加速されたことが分かる。
「憂慮する科學者の會」のチーフアナリストのグレゴリー?クラッチ氏は、「一部の観測筋は、宇宙を大國の駆け引きの場ととらえているが、中國の多くの宇宙事業専門家は國際提攜の拡大を願っている。中國の若者は、民間?科學?商業を巡る宇宙の夢を持っている。軍事競爭は重要ではあるが、最重要事項ではない。海南省の新しい衛星発射場は、この変革を示した」と指摘した。
アメリカ海軍大學校國家安全事業教授のフレイザー氏は、「中國は長征5號の初発射に向けた準備作業は、宇宙事業の難しさを示している。長征5號の発射は、何度も延期された。中國の同プロジェクトに対する粘り強さは、宇宙強國になろうという願いを示している」と語った。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2014年4月4日