4月3日、「戦地醫院紀念園」で墓參りに訪れた小學生に烈士の事績を紹介する馬東春さん。河北省威県梨園屯鎮東趙村はかつて八路軍の戦場病院の駐屯地で、抗日戦爭末期から解放戦爭初期に重傷を負って犠牲になった70~80人の戦士がここに眠っている。馬東春さんは幼い頃から父親に故郷で犠牲になった戦士の遺骨を守るように言われてきた。2013年、馬東春さんは村民とともに資金を集め、上級民政部門から資金援助を受け、東趙村「戦地醫院紀念園」を建て、52基の無名の烈士墓を墓地に移した。烈士陵園が完成すると、馬東春さんは墓地の管理を自主的に擔い、時間があると清掃や樹木の剪定を行った。「資金を集めて歴史展覧館を建設し、ここに眠る烈士の碑を立て、志を伝え、ここを革命烈士を偲ぶ活動場所にし、烈士の精神を代々伝えていきたい」と馬東春さんは話す。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月4日