「中央社」の報道によると、新型コロナの影響で海外への渡航が制限され、2020年ノーベル賞は伝統の授賞式を中止し、今週中に各地で受賞者を表彰し、小規模のオンライン式典で受賞者の挨拶を公開することを決めた。
記事によると、2020年ノーベル賞の6部門の受賞者は10月から発表され、記者が少ないほかは従來と変わらない方法での発表となった。しかし新型コロナの影響で、2020年の受賞者はスウェーデンまたはノルウェーに賞狀と勲章を取りに行くことができない。
平年であれば、ノーベル賞の授賞式は毎年12月10日に行われていた。この日は創設者のノーベル氏が1896年に逝去した日である。同日、スウェーデンの首都ストックホルムで盛大な式典が開かれ、第二次大戦後は中止されたことがなかった。
伝統に基づくと、ストックホルムでの授賞式の後に豪華なパーティーが開かれる。2020年は10日にストックホルム市役所で無観客のライブ式典を行い、コンサートや各地での受賞映像の上映を行う。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月8日