中國鉄道設計集団有限會社が主催し、中國中鉄電気化局高速鉄道電気裝備株式會社が中心に立って開発した「簡統化」をコアとする高使用性能新型架線網のコア技術と設備プロジェクトはこのほど、2020年中國鉄道學會科學技術賞の特別賞を獲得した。これは、中國が完全自主知的財産権を有する高速鉄道架線網技術標準システムの構築に成功したことを意味する。
このプロジェクトは中國標準の「簡統化」高速鉄道架線網の研究開発で生じた「システム革新、構造革新、材質革新、工蕓革新」の4つの試練に関して、5年の研究期間を経て高速鉄道架線網の高精度?高効率?高品質のスマート建造を制限する課題を解決した。
多國の標準生産を採用するため、中國の従來の高速鉄道架線網は各構造と同じ機能?用途の部品が數十種類に上り、設計?製造?組み立て?メンテナンスは非常に困難で、工事のコストが高かった。「簡統化」プロジェクトは高速鉄道架線網の技術パラメータ、材質標準、使用性能の改造を通して技術パラメータを統一し、システムの構造形式の統一と簡素化、部品の種類の統一と削減、コア部品の使用性能の向上を実現し、安全性と信頼性の高い完全自主知的財産権を有する高速鉄道架線網を開発した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2021年1月30日