北京故宮博物院書畫修復(fù)チーム長の楊沢華氏が29日、「蔣懋徳畫山水図貼落」(縮小コピー)を使い、修復(fù)活動を紹介した。
故宮博物院の符望閣には「蔣懋徳畫山水図貼落」がある。この文化財は清の宮廷畫家が符望閣のひさしの內(nèi)側(cè)の裝飾のために描いた大きな貼落で、縦446センチ、橫282センチとなっている。宮廷貼落の中でも、この作品のサイズは極めて珍しい。故宮博物院が「無損傷狀況観察技術(shù)」「顔料検査?測定?分析」などの現(xiàn)代テクノロジーを使い保存狀態(tài)を分析し、古書畫表裝修復(fù)技術(shù)によりこれほど大きく、保存狀態(tài)がこれほど悪い書畫類文化財を丁寧に修復(fù)するのは今回が初。
楊沢華氏が「蔣懋徳畫山水図貼落」の修復(fù)狀況を紹介し、修復(fù)前後を比較した。今回の修復(fù)活動は「文化+テクノロジー」の文化財保護(hù)理念を具體的に示す、現(xiàn)代文化財保護(hù)?展示活動の優(yōu)れたケースだ。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2021年3月30日