今年の國(guó)慶節(jié)連休中のレジャーには、古き良き町である古鎮(zhèn)観光や、特色ある地域文化観光、都市周辺の遠(yuǎn)足などが観光客の新たな選択肢となっています。

　山東省シ博市博山區(qū)にある顔神古鎮(zhèn)は、開(kāi)園後初の休暇を迎えました。北宋の時(shí)代から、顔神古鎮(zhèn)は陶磁器工房を中心とした町となり、陶磁器や瑠璃を作る職人が集まっています。現(xiàn)在も古鎮(zhèn)には13基の古窯と明?清の古建築群が殘っていて、観光客を呼び込む獨(dú)特の歴史的要素となっています。データによりますと、國(guó)慶節(jié)連休前の6日間に古鎮(zhèn)が受け入れた観光客は累計(jì)2萬(wàn)人以上に達(dá)し、売上高は50萬(wàn)元（約1018萬(wàn)円）余りとなりましたが、省內(nèi)の観光客が85%を占めているということです。

　この連休には、地域の特色あふれる民族文化が消費(fèi)者を引き付けました。四川省綿陽(yáng)市北川チャン族自治県通泉鎮(zhèn)の西チャン神木寨では、古くて神秘的な進(jìn)寨式が多くの周辺市?県からの観光客を迎えています。観光客はチャン族の文化を味わうほか、チャン族の無(wú)形文化遺産である草編み工房にも足を運(yùn)び、草編み作りを體験しています。

　四川省文化?観光庁の発表によりますと、今年の中秋節(jié)と比べ、國(guó)慶節(jié)連休最初の3日間の観光地の累計(jì)受入れは318%増加、入場(chǎng)料収入は632%増加となり、全省の図書(shū)館、文化館、博物館は累計(jì)延べ89萬(wàn)人を受け入れました。

　また、秋の季節(jié)には、近郊での花見(jiàn)にも多くの観光客が集まっています。南京市張圩葵花蕾輪園內(nèi)のヒマワリが見(jiàn)頃を迎えていて、10月6日までに同園の來(lái)場(chǎng)者數(shù)は前の年の同じ時(shí)期と比べて28.3%増え約18萬(wàn)人に達(dá)し、観光総収入は前の年の同じ時(shí)期と比べて27.8%増え約120萬(wàn)7000元（約 2444萬(wàn)円）になりました。

　「中國(guó)國(guó)際放送局日本語(yǔ)版」2022年10月7日