西北部の巖石砂漠に位置する東風著陸場の靜寂が4日未明、プロペラ音によって破られた。複數のヘリが暗夜、地上の宇宙船帰還モジュールに集まった。モジュール內には地球に帰還したばかりの有人宇宙船「神舟18號」の乗組員である、葉光富氏、李聡氏、李広蘇氏がいた。
4月25日夜に宇宙に旅立ってから本日未明に無事戻ってきたこの3人の80年代生の宇宙飛行士は、軌道上で192日滯在し中國乗組員の最長記録を樹立した。宇宙飛行士はその期間中に2回の船外活動を行い、うち1回目は約8時半で中國宇宙飛行士の1回の最長記録を更新した。
科學研究者は寒い現地で宇宙飛行士の帰宅を暖かく迎えた。防寒対策の寢袋やひざ掛けを準備し、さらに熱々の夜食を作った。3人の宇宙飛行士からリクエストがあった茶碗蒸しの他にも、牛肉麺、羊肉と大根の炒め物、粟粥、ハミウリ、ブドウなどがあった。
3人の宇宙飛行士は午前2時15分、安全にモジュールを出た。健康狀況は良好。これにて宇宙の旅が無事終了した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年11月4日