上海萬博アメリカ館のウィンスロー総裁はこのほど、同館は3月初めに竣工予定であることを明らかにした。6100萬元の予算のうちすでに85%は調(diào)達(dá)済みで、殘りの資金も工面の見通しは明るいという。
同総裁によると、アメリカ館の建設(shè)は順調(diào)に進(jìn)んでおり、あと5~6週間で完工する見込み。パビリオンの建設(shè)が館內(nèi)の裝飾に影響を與えることはなく、電気が通じれば空調(diào)などの設(shè)備を取り付けて展示の準(zhǔn)備を始めることができ、4月には一般公開できるだろうと話した。
工面が難しいとされていた資金もすでに85%を調(diào)達(dá)済み。現(xiàn)在も興味のある企業(yè)と積極的に協(xié)議を進(jìn)めており、「工面の見通しは明るく、必要な資金を集めることができると信じている」と話す。
同総裁はアメリカ館の內(nèi)部構(gòu)造についても明らかにした。デザインプランによると、館內(nèi)は4つのゾーンに分かれる。來館者はまず迎賓ゾーンに入り、ここでスタッフの歓迎を受け、少し休憩することもできる。続いて映像展示ゾーンに入り、アメリカ社會に貢獻(xiàn)した人物を紹介するビデオを見る。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)やNBAのコービー選手をはじめ、各界の一般のアメリカ市民やアメリカ籍の華人も紹介されている。
來館者が次に足を踏み入れるのは最も特色のあるゾーン。高さ20メートルの「円筒」のなかに、5つのスクリーンが直立し、「映畫館」となっている。ここでは、アメリカの一人の少女がさまざまな困難を乗り越え、個人の努力によって多くの人の支持を得て、最終的に自分の都市を改善するというストーリーが上演され、「個人が都市の建設(shè)に與える影響」を展示する。
最後のゾーンでは、「持続可能な発展、団結(jié)、健康、科學(xué)技術(shù)、中國系民族のアメリカでの成功」などを中心に、アメリカ館の「困難に挑戦していく」というテーマを展示する。また、アメリカ館の外壁の右側(cè)には滝を、左側(cè)にはマルチメディアディスプレイを設(shè)置し、入り口は緑でいっぱいにする。さらに、環(huán)境の理念を體現(xiàn)するために、屋上にはエコガーデンを設(shè)ける。
アメリカ館は萬博開催中に都市建設(shè)に関する6つのフォーラムを開催する予定。米國の政府関係者と來館者とが一緒になって都市の建設(shè)と管理に関する経験や教訓(xùn)を?qū)Wび、ともに「より良い都市、より良い生活」の方法を検討する。
「チャイナネット」 2010年1月26日