朝鮮商工會議所の李成雲副所長は18日に新華社の取材に応じ、「朝鮮館の準備作業はほぼ終了した。建設作業は最後の段階で、まもなくテスト運営が始まる」と述べ、準備にあたり協力を得た中國政府や関連部門に感謝の意を表した。
朝鮮館のテーマは「繁栄のピョンヤン――大同江文化に基づいて」。李成雲氏によると、朝鮮は開催側から1000平方メートルの建物を借り受け、彫刻、造形物、寫真、フィルムなどを用いてピョンヤンの歴史や文物、現代の建築、民族文化、人々の暮らしを展開し、「公園の中の都市」のピョンヤンの姿と朝鮮の人たちの強大な國を築き上げようとする精神を表現するという。全體の特徴は「歴史と現実の結合」だ。
9月6日の「朝鮮館の日」には上層部の代表団が上海を訪れる予定で、李成雲氏は「朝鮮は初めて萬博に參加するため、今回は學習や交流の拡大が目的だ。萬博期間中には、経済や貿易関係者、企業人、蕓術団體などが上海萬博を見學し、各國の関係部門と交流することになっている」と話す。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月19日