上海萬博は246の國と國際組織が參加し、開幕後の4カ月には約50人の國家元首と政府首脳が訪れた。これからも何十人かが訪れる予定だ。5.28平方キロの上海萬博は、全方位「大外交」の舞臺であり、楊潔チ外交部部長は「首脳外交、民間外交、グリーン外交、経済外交、公共人文外交などが互いに結びつき、素晴らしい萬博外交の絵巻が出現した。そして各方面で中國と各國の友好協力が促進され、新時期の中國の外交は極めて豊かになった」と語った?!?/p>
上海復旦大學國際関係?公共事務學院の陳志敏教授は5日に取材に応じ、「上海萬博は政府間の交流に良好なプラットフォームを提供している。一部の國のリーダーはもともと中國を訪問する予定はなかったようだが、上海萬博での外交活動が増えたことから訪中を決定。上海萬博は國家行為として各國の社會組織や民衆の間の交流を促進する。北京オリンピックが世界に中國を示したのだとすれば、上海萬博は世界を中國に連れて來ることだ。各國にとって上海萬博は中國に自國を紹介する絶好のチャンスであり、多くの國が金融危機に陥っている中で上海萬博に多く投資したのは、このチャンスを重視していることの表れでもある」と説明する。
また陳志敏教授は、米國館はスポンサー企業が少なかったが、政府は中國で行われるこのような大イベントに米國が參加しないわけにいかず、ヒラリー國務長官が多くの政治リソースを利用して米國の參加を促したと指摘?!?/p>
実際に多くの國は施設の建設に巨額を投じただけでなく、開催期間中にも全方位外交を展開し、萬博區での座談會やフォーラム、會談など様々な交流を実施している。
その他にも上海萬博というこの國際舞臺での中國人たちの心もとても積極的で、上海萬博では互いに抱擁し合い、外國人は努力して自分のよい一面を中國に示し、中國人もすばらしい情熱で參加し理解していると陳志敏教授は言う。
そして上海萬博では各國のスタッフが中國側と協力する過程で、より中國人の仕事のやり方や考えを理解し、共に一番効果的な協力方法を見つけたと陳志敏教授は話し、上海萬博は公共外交の面で長期にわたって影響することになり、多くの中國人が初めてこのような大規模な國際的な盛會を體験したことで、外部に対する理解や考えを深めただろうと考えている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2010年9月6日