12日まで、上海萬博の來場者數は5100萬人に上り、上海萬博の魅力は多くの國內外からの來場者の好評を得ている。上海萬博の成功は一部の國の萬博招致の勵ましとなっているほどである。
米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は12日、上海萬博の米國館で、「カリフォルニア州はシリコンバレーで2020年の萬博を開催したい」と萬博招致を宣言した。シュワルツェネッガー知事は「上海萬博の開催は世界の注目を集めており、カリフォルニア州も萬博招致によって、世界で腳光を浴びたい」と語った。
米國はこれまで萬博を14回行ったことがあり、萬博開催回數の最も多い國となっています。前回は26年前の1984年のニューオーリンズ萬博だった。
また、一週間前、タイのアビシット首相は上海萬博タイデーの祝賀式典に出席した際、タイは2020年の萬博を招致すると表明した。
萬博も五輪も世界的なイベントで、五輪は競技大會で、萬博はイノベーションの盛會である。各國は萬博への出展によって世界と觸れ合うと同時に、ボランティア活動や、社會活動、市民運動を推し進め、社會の団結を促している。萬博は新しい技術や公共施設の展示大會だけではなく、精神的にも物質的にも開催國の人々に莫大な遺産を殘すと見られる。例えば、2005年の愛知萬博では、建設費用(空港や道路施設を含む)は2兆8千億円になったが、各種収入や周辺産業への波及効果による収入等は、最終的に7兆7千億円の収益を上げたということである。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年9月13日