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北京で「第2回中國人の日本語作文コンクール表彰式」
発信時間: 2009-02-11 | チャイナネット

林國本

 

第2回中國人の日本語作文コンクール表彰式がこのほど北京外國語大學キャンパス內にある日本學研究センターの多目的ホールで盛大裏に開催された。

段躍中?日中交流研究所長の「第二回開催」についての報告のあと、尾形日本財団理事長より最優秀賞(笹川賞)、來賓より一等、二等賞の受賞者に賞狀が贈呈された。

そのあと、井出敬二在中國日本大使館公使、尾形武壽日本財団理事長、徐啓新中國中日関係史學會秘書長、徐耀庭人民中國雑誌社副社長らが祝辭を述べた。

イベントの第二部では劉徳有中國対外文化交流協會常務副會長の特別講演「わが人生の日本語」で、會場の日本語関係者に深い感銘を與えるものと言っても過言ではないすばらしいスピーチであった。劉氏は謙虛であることでよく知られた人で、數十年同じ世界で頑張りつづけてきた筆者にとっても、こんなハイレベルのスピーチは初めて耳にするものであり、觸発されるものが多かった。劉氏は學生たちの質問にも丁寧に答えていた。

さいきん、中國では中日民間友好をテーマとした會合がつきつぎと聞かれており、數年間にわたる「曇天続き」といわれてきた関係にも、日射しが雲間から射し込んできたように思われるが、これからもこうした関係が続くことを期待するという聲がよく聞かれるようになった昨今である。

來年の第3回のコンクールは大學生ばかりでなく、社會人からの応募も加えられるということが明らかにされた。日本語の勉強に打ち込み、大きな夢を胸に秘めた中國の若者たちの姿を目にして、筆者たちが數十年歩みつづけて來たこの道にも、やがてバトンタッチしてくれる人たちが大勢育ってくるのだということを実感し、感無量であった。

 

「北京週報日本語版」2007年1月24日

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