日本訪問の感じを述べる90年代初期の訪日青年たち
この事業の多くの參加者にとって、日本への訪問は數年前のことであったが、今でもありありと彼らの目の前に浮かんでいる。當時の日本訪問は、彼らの視野を広げることになったばかりか、帰國後の生活や仕事にも深く影響を及ぼすものとなった。例えば、農村事業に注力している四川省農村青年工作部の楊永培部長は訪日の際、日本の農村の近代化の度合い及び農村部住民の環境保全意識の強さに驚嘆し、「科學技術を生かしてこそ、中國の農村を変貌させることができる」と痛感した。
また、「中國青年招へい事業」の重要な一環である合宿セミナーに言及すると、人生観や価値観、環境問題、教育問題、結婚相手の條件さえもが両國青年のセミナーの話題となったので、數多くの人は?本當に勉強になった?と言っている。1990年の訪日団の一員である北京市青年文化センターの馮松青主任にとって、合宿セミナーの形そのものは大いに參考になるものであった。たとえば、合宿セミナーの際、中日両國の青年が入り交じって、互いに交流を行い、良好な効果を収めた。中國の青少年のサマーのキャンプの際、馮松青主任は各省の青少年と入り交じり、お互いの交流の促進を目指した。同時に、日本の経験を生かし、「青少年減圧センター」を設立したり、「青年のストリートダンスフェスティバル」を催したりして、青少年のプレッシャーの減少に力を入れている。