2010年「中國?フランス 文化の春」活動の一環である京劇と舞踏を融合させたパフォーマンス「紅白寓言?夢?Ⅱ」が、19日に北京の嵩祝寺で開催された。嵩祝寺は北京の北河沿大街25號にあり、西側にある智珠寺と共に北京市文化財保護に指定されている。
「紅白寓言?夢?Ⅱ」は日本の舞踏と中國の伝統的な京劇の要素を融合させたもので、夢のような不思議さと衝突、時間の錯亂、現実の有様を表現している。
今回の「紅白寓言?夢?Ⅱ」を演出したのは出演者でもある鄭子茹さん。鄭さんは中國演劇學院を卒業し、全國京劇役者コンテストで受賞したこともある中國ではよく知られた京劇役者だ。1990年代からはフランスや日本で現代的な踴りを披露し、映畫「梅蘭芳」のプレミアショーで披露された舞踏を指導するなど、京劇の新しい表現を作り出してきた。今回の公演では、出演者2人の動きと共に照明と音楽が変化し、観客を夢の世界に引き込んだ。
公演後にチャイナネットは鄭子茹さんに話を聞いた。