CO2排出の削減額を擔保にエコ産業(yè)融資を行う――中央銀行の馬徳倫副銀行長はエコ金融商品の開拓に新たな道を切り開いた。これまでに、四大銀行がエコ産業(yè)に対して投入した貸付金殘高は、少なくとも10970億元に達している。
9月2日、第6回北東アジア博覧會國際金融ハイレベル會議が長春で開かれ、金融界上層部においてもエコ金融の呼び聲が高かった。馬徳倫は會議期間中、CO2金融及びエコ金融商品の開拓を急ピッチで進めることで、より多くの資金をエコ経済関連の各業(yè)界に流入させ、貸付についても、CO2排出量削減額を擔保にエコ産業(yè)に融資を行う試みを行ってもよいとの考えを示した。
エコ貸付の「開拓」と同時に、各銀行も非省エネ企業(yè)向けの貸付をなんとか「せき止める」努力をしている。工商銀行では、今年上半期、本店レベルで否決した融資申請は、エネルギー消費や汚染レベルが高くエコ基準に達しない項目のもののみで合計115.5億元に止まっているという。現(xiàn)在、大手銀行數(shù)社では企業(yè)への融資時に必ずエコ的要素を考慮し、基準に達しない場合は、その時點で否決となっている。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年10月11日