最新調査によると、中國の內蒙古自治區アラシャン地方の生態環境が一層悪化し、砂漠化する土地は毎年1000平方キロメートルの速度で増え、この數字は、中國全土の年平均砂漠化面積の3分の1近くを占めているという。
地元関係者は、アラシャン地方は內蒙古の最西端にあり、これまでに80%の土地が不毛化し、また年間20メートルの割合で砂漠化が東南部に移動しており、いま、中國北西部では、砂塵暴、つまり強い砂嵐の多発地區になっていると語っている。
これについて関係者は、人類による長い間の過度的な放牧や伐採など不合理な活動及び地元の干ばつ気候の影響により、アラシャン地方の植被はひどく退化し、土地の砂漠化は絶えず深刻化してきている。
?CRI?より2004/09/02