新疆ウイグル自治區(qū)には14種類のキジが生息しており、そのうちの７種が國の重點(diǎn)保護(hù)動(dòng)物指定を受けた。新疆の広大な草原、高い山、森林ひいては荒れはてた砂漠などもこれらキジたちの楽園となっている。
新疆の著名な観光地であるカナス湖およびその流域一帯には「カメレオンのような鳥」と呼ばれている「雷鳥」が生息している。鳥と言われているが、キジの家族の一員で、外観はハトに似ており、羽毛の色は季節(jié)によって変わる。春は淺い黃色、夏は褐色、秋は濃褐色、冬は體全體が雪のように真っ白に変わる。
「雪鶏」は新疆の積雪のある高原に生息している。この種のキジは臆病者で、常に群れをなして行動(dòng)している。「雪鶏」は飛ぶことが下手なようで、歩くことに長(zhǎng)けている。山を登る時(shí)は足を使い、山を降りる時(shí)は滑空する。メスの注意を引くためのオスの鳴き聲は口笛のように聞こえて興味深い。「雪鶏」は草のタネ、青葉、莖、花の穂を主なエサとし、昆蟲やカタツムリ、薬草をも食べるので、その肉は質(zhì)が良く、特別な薬草の味がする。
新疆北部のシラカバ林や松の木の森林地帯は人間にとっての憧れの地であるばかりか、黒琴鶏の生息の地でもある。黒琴鶏と言われるのは全身が真っ黒で金屬のような光沢があり、尾の羽毛が外側(cè)に曲がり気味で、楽器の琴のような形をしている。オスは繁殖期になると、ケンカ好きになり、そのためとくに「腕比べの場(chǎng)所」が設(shè)けられている。黒琴鶏も歩くことに長(zhǎng)け、植物の青い枝、青葉、花の穂や実のタネをエサとし、木のタネを伝播する役割を果している。
新疆ウイグル自治區(qū)160萬平方?余りの地域には14種類のキジが生息しており、そのうちの7種が國の重點(diǎn)保護(hù)動(dòng)物に指定され、雷鳥、雪鶏、黒琴鶏などはそのうちの代表的な存在である。これらのキジはそれぞれ高い山岳地帯、高原、森林、砂漠などの生存環(huán)境に適応している。
寫真は雪鶏である。
「チャイナネット」2005/02/17
