內蒙古自治區経済委員會によると、省エネルギー?排出削減要求を達成する目的で、同自治區はカーバイド?鉄合金の生産力をいっそう縮小する方針という。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
內蒙古自治區における今年1~7月のカーバイド累計生産量は、前年同期比4.4%増の314萬5千トン、鉄合金の累計生産量は同比22.7%増の206萬7千トン。一方、同自治區が年初に定めた今年の生産制限計畫は、カーバイド500萬トン、鉄合金300萬トンで、すでに年間生産高の62.9%と68.9%に達した計算となる。
2008年の省エネルギー目標の全面達成を確かなものとするため、內蒙古自治區は今年9月から、カーバイド?鉄合金メーカーの電気料金をさらに引き上げ、一キロワット時あたり0.07元値上げした。また同自治區は、第3四半期(7~9月)末の省エネルギー狀勢に基づき、11,12月の2カ月間、カーバイド?鉄合金メーカーに対して必要に応じて生産停止措置を講じる予定だ。
同自治區はこれ以外にも、各盟?市のカーバイド?鉄合金のさらなる生産制限を実施した。2009年カーバイド?鉄合金生産割當量は、フフホト(呼和浩特)市、ホウトウ(包頭)市、オルドス(鄂爾多斯)市ではさらに30%、その他盟?市ではさらに20%それぞれ削減される。
「人民網日本語版」 2008年09月12日 |