イタリア南部のシチリア島シラクサでは22日、気候変動と生物の多様性などを主な議題に、主要8カ國(G8)環境相會合が開催され、中國、インド、ブラジル、メキシコ、インドネシア、南アフリカ、オーストラリア、韓國、エジプトなど國の代表も會議に參加した。會合は24日まで。
この會合に出席した中國代表は23日、中國は引き続き國際協力に努力し、『國連気候変動枠組條約』や『京都議定書』を原則に、コペンハーゲン會議で収めた積極的な成果のために、世界の気候保護に新たな貢獻を行うと述べた。
中國代表団団長で國家発展改革委員會対応気候変化局の蘇偉局長は、「気候変動問題は人類の持続可能な発展が直面している厳しい挑戦であり、國際社會の関心の中心でもある。中國は気候変動の問題を高度に重視し、すでに一連の気候変動に対応する政策や措置を採って、地球の気候変動にたゆまない努力や積極な貢獻を行ってきた。また中國は人類や未來に強く責任を負うという態度で、中國の國情と合わせて気候変動に対応する各項目の活動を継続して行い、気候変動への対応能力をさらに高める」と語り、続けてこう指摘した。
「先進國の今までの累積排出量や1人當たりの高い排出量は、発展途上國の発展空間に多く割り込んでいる。そのためまず先進國から二酸化炭素の排出量を抑えるべきで、発展途上國が気候変動に適応するよう手助けするのは、先進國の回避できない義務であり、公約規定の義務を著実に実行する必要がある。また気候変動の速度を緩める方面で積極に行動するだけでなく、積極に資金や技術、能力などで支持するべきだ」
「チャイナネット」2009年4月24日 |