上海萬博園區內でこのほど行われた報告會で、中國工程院院士で水資源専門家の王浩氏は、「將來水の使用量が7100億立方メートルのピークに達する時が來ても、中國は自ら水問題を解決できる」と述べ、中國は厳しい水資源の狀況にあるものの、すでに妥當な手配と計畫が進められている。2030年に水の使用量は7100億立方メートルに達すると予想されるが、十分に対応できるとした。3日付「科技時報」が伝えた。
水利部、発展改革委員會などの多部門が將來的な中國の水資源の需給バランスについて共同で調査?分析を実施。國家中長期発展計畫に基づき、人口、國內総生産(GDP)、農地面積、都市化率などの各項目を列挙して、2030年の人口がピークに達する時期の水の使用狀況を割り出し、全國1000カ所以上に対する綿密な需給バランス計畫と水資源の合理的配置計畫を立てた。同時に、海水淡水化、流域間水調整、節水、水資源総合管理の強化、代替水資源の利用といった技術プランも練られた。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年11月4日