チベット自治區環境保護庁が3日、ラサで「2010年チベット自治區環境狀況公報」を発表し、去年、チベット全域の環境狀況が良好だということを明らかにした。
チベット自治區環境保護庁の江白副庁長によりますと、2010年、チベットではチベット高原國家生態安全障壁の構築と生態チベットの整備に力を入れ、生態環境の保護と整備や汚染の防止?抑制と輻射環境の管理を全面的に推進して、環境保護における法律執行と監督管理を厳しくしているということである。
江副庁長は「2010年、チベットでは7億8000萬元の資金を投入して、天然林の保護や野生動植物の保護、自然保護區の整備、森林の火災防止、有害生物の防止と抑制、農牧地帯での代替エネルギーの開発、濕地の保護、防護林體系の構築など多くのプロジェクトに取り組んだことから、チベットの環境はよりよく保護された」と述べた。
「中國國際放送局 日本語版」より 2011年6月5日