中國(guó)環(huán)境保護(hù)部規(guī)劃財(cái)務(wù)司の責(zé)任者である尤艶馨氏が23日に発表した情報(bào)によると、2017年の中央財(cái)政の大気?水質(zhì)?土壌汚染防止などの特別プロジェクト資金規(guī)模は497億元にのぼり、現(xiàn)在まで390億元支給されている。

　尤氏は環(huán)境保護(hù)部が同日開いた記者會(huì)見で「中央財(cái)政は大気汚染防止の特別プロジェクト資金として160億元を拠出し、北京?天津?河北省周辺、長(zhǎng)江デルタ、珠江デルタの13省?自治區(qū)?直轄市の大気汚染防止を支える。石炭燃焼ボイラーの改造、暖房用石炭の代替、揮発性有機(jī)物の汚染防止、自動(dòng)車の汚染防止などを重點(diǎn)的に保障する。うち60億元は北方地域の冬のクリーン暖房の試行に用いられる。第13次五カ年計(jì)畫以來(lái)（2016年から）、中央財(cái)政は特別プロジェクト資金を272元支給し、重點(diǎn)エリアの環(huán)境?大気品質(zhì)の改善に向け重要な力を発揮している」と発表した。

　中央財(cái)政は水質(zhì)汚染防止の特別プロジェクト資金として85億元を拠出し、重點(diǎn)流域水質(zhì)汚染防止、水質(zhì)良好湖沼の生態(tài)環(huán)境保護(hù)などを支持する。主に汚水処理施設(shè)の建設(shè)、「黒臭水」の改善、工業(yè)密集エリアの汚水処理、地域水質(zhì)環(huán)境総合改善などに用いられる。

　中央財(cái)政は土壌汚染防止の特別プロジェクト資金として65億元を拠出し、主に31省?自治區(qū)?直轄市の土壌汚染防止に用いられる。土壌汚染防止?修復(fù)技術(shù)応用?試行プロジェクトを開始し、土壌汚染防止先行エリアの建設(shè)を推進(jìn)している。

　また中央財(cái)政は特別プロジェクト資金を60億元拠出し、「南水北調(diào)」（南部の水資源を北部に送るプロジェクト）沿線及び重點(diǎn)水源地周辺を重點(diǎn)的に支援する。主に農(nóng)村汚水?ごみ処理、飲用水水源地の保護(hù)、家畜汚染防止などに用いられる。2008年の開始から現(xiàn)在まで、中央財(cái)政は特別プロジェクト資金を計(jì)435億元拠出している。2017年末には約12萬(wàn)9000の村の改善を終え、2億人弱が利益を手にする見通し。

　中央財(cái)政は昨年4つのプロジェクトを支持したことを踏まえ、今年すでに青海省祁連山重點(diǎn)生態(tài)保護(hù)修復(fù)試行を支持するため20億元を拠出している。他にも一連のプロジェクトが申請(qǐng)中。資金は主に鉱山修復(fù)?改善、土地総合改善?修復(fù)、自然植物の回復(fù)などに用いられる。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」　2017年11月24日