「韓流」という言葉に続いて、ここ2年、「華流」という言葉がよく聞かれるようになり、先日、閉幕した第2回「國(guó)際ドラマフェスティバル in TOKYO」でも、中國(guó)ドラマ『士兵突撃』が、東京テレビ大賞の海外優(yōu)秀テレビドラマ賞に輝いた。
これで「華流」の勢(shì)いが、まさしく「韓流」を上回ったと驚いた人も少なくない。だがこのフェスティバルの取材では、「韓流」が衰え、日本のドラマの存在が危ぶまれている中で、「華流」が確実に「韓流」を上回るのにはまだ時(shí)間がかかりそうだ。
現(xiàn)狀:「華流」が「韓流」を上回るのはまだ早い
「華流」の先頭を切った『流星花園』
日本の少女マンガ「花より男子」が原作の中國(guó)臺(tái)灣ドラマ『流星花園』は、2005年に「華流」の先頭を切って日本で放映され、視聴率は平均10%、最高では12%以上を記録した。オリコンの DVDランキングでも1位に輝いたが、その後、ほかの中國(guó)ドラマや、特に大陸部のドラマはあまりパッとしていない。
一世を風(fēng)靡したペ?ヨンジュン主演の『冬のソナタ』
今年8月にフジテレビで放映された『五星大飯店』も、視聴率はそう高くなかった。8月にTBSでお晝頃に放送された『新上海灘』も、視聴率は韓國(guó)の『天國(guó)の階段』を上回ったが、『天國(guó)の階段』は日本で10回も放送されており、期待されていた『流星花園』後の「華流」は、『冬のソナタ』が放映された時(shí)の一世を風(fēng)靡するような勢(shì)いはなかった。
『士兵突撃』は海外優(yōu)秀テレビドラマ賞に輝いた
今回のフェスティバルで、日本のテレビドラマ関係者に大陸部のドラマについて尋ねたところ、『流星花園』や『紅樓夢(mèng)』、舊版の『三國(guó)演義』を除いて、知っている中國(guó)のドラマはほとんどなかった。中國(guó)大陸部の俳優(yōu)も、韓國(guó)のペ?ヨンジュンや、イ?ヨンエなどとは比べものにならないぐらい知名度がない。
機(jī)會(huì):日本ドラマが不景気、「韓流」が「寒流」に
中國(guó)のプロデューサーが、「華流」が日本で「韓流」を上回るのはまだ早いと話すように、「華流」ドラマが流行するには、まだ時(shí)間が必要だ。しかしチャンスは目の前にある。それは日本のテレビドラマはここ2年、視聴率が大幅に下がり、ゴールデンタイムに放映されるドラマの平均視聴率は10%に過ぎないからだ。
日本放送協(xié)會(huì)の重村一會(huì)長(zhǎng)は、昨年の第1回の「國(guó)際ドラマフェスティバル in TOKYO」で好評(píng)を得た中國(guó)ドラマ『新結(jié)婚時(shí)代』のように、家庭での話題をテーマしたドラマが充実すれば、日本進(jìn)出の新たな突破口となりうるだろうと話す。
また「ペ?ヨンジュンの時(shí)代」が遠(yuǎn)ざかるにつれて、韓國(guó)ドラマは日本で「寒流」になりつつある。同フェスティバルの営業(yè)企畫部である古山嘉彥さんによると、この2年間に日本のテレビ局が購(gòu)入し放送した韓國(guó)ドラマはほとんど赤字だという。それは內(nèi)容がほとんど同じで、社會(huì)の現(xiàn)実を描いた作品が少なく、日本ドラマと同じようにマンガを原作とした作品が多いためだという。
「チャイナネット」2008年10月30日
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