「こんな映畫の撮影で東京に呼ばれても、私だったら絶対にできない。1千萬元くれても行かないよ。私だったら耐え切れない。でも彼らは今ここにいる」。
作品中の大部分の演技は陸川監督と日本人俳優が相談しながら撮影したものだ。あるシーンでは子供が日本人に絞め殺される。このシーンを撮影した後に日本人俳優は陰に隠れて泣いていたという。「もう耐えられない、家に帰りたい」と。「私が招いた日本人俳優は9カ月も私につきあってくれた。もし同じようなことを私本人に要求されても、例えばこんな映畫の撮影で東京に呼ばれても、私だったら絶対にできない。1千萬元くれても行かないよ。私だったら耐え切れない。でも彼らは今ここにいる」。
強姦シーンを撮影する際、日本人俳優は女優の體にどうしても觸れなかった。陸川監督は彼らに言った。「君らが演じないなら、この女の子たちはずっと裸のままでいなければならない」。そして撮影が終了し、監督が「OK」と叫ぶと、日本人俳優はすぐさま女優たちに服を渡してお辭儀をしたという。「この一部始終を私は目にした」と陸川監督と語る。
?人民網日本語版?2009年4月23日