清華大學の紹介
清華大學は中國でも著名な最高學府で、北京の西郊外、風光明媚な清華園にある。前身は1911年に創設された清華學堂。1928年に國立清華大學となり、理工?経済?管理?人文?法律?蕓術學部などを擁する総合大學へと発展してきた。高等人材の養成、科學研究の重要拠點でもある。
清華大學は建築學院や土木水利學院、機械工程學院、情報科學技術學院、理學院、経済管理學院、公共管理學院、人文社會科學學院、法學院、美術學院、応用技術學院の11の學院と44の學部を設置しているほか、大學院と継続教育學院も併設。本科の専門學科數は46、修士號授與対象専門學科數は139、博士號授與対象専門學科數は107を數える。
清華大學は教育の中心、國の重要な科學研究の拠點。校內に37の研究院(所)、29の研究センター(うち5つが國家クラス)、15の國家実験室(全國総數の10%)、23の博士後期科學研究センターが開設されている。現在、イントラネットに接続されたコンピューターは約2萬臺。図書館の面積は3萬2600平方メートルで、蔵書は325萬冊。インターネットで國內?國際機関に検索サービスを提供している。年間取得科學研究費や研究論文の発表數、研究成果の奨勵賞受賞數で全國の大學のなかでトップを占め、國の経済建設と科學技術の進歩に重要な貢獻をしており、內外の大學からの評価は高い。
清華大學は一貫して人材が集まり、教員陣は充実し、學生も優秀なことで知られてきた?,F在、教員は2800人を數える。うち教授は900人、中國科學院と中國工程學院の會員は46人と、全國の大學のトップにある。學生數は2萬2000人で、本科生が1萬3000人余り、修士?博士課程の院生は約9000人。
清華大學は一貫して學生が道徳、知力、健康、美しさを培うことに努めるとともに、學生の資質と刷新能力を育てることに力を入れるなど、各方面に優れた人材の成長を推進してきた。この數十年來、著名な科學者や教育家、蕓術家、エンジニアリング専門家、企業家、政府機関幹部など多くの優秀な人材を世に輩出し、いずれも科學技術や教育、政治、経済など様々な分野で傑出した貢獻をしている。
清華大學は國際文化交流を重視し、國外の數多くの著名な大學や研究機関、多國籍企業などと専門家の相互派遣、研究協力、共同研究センターの設立など色々な形で相互交流と協力を展開してきたことで、大學全體のレベルアップが促進された。留學生數は2001年に600人を突破し、46カ國の留學生が理工や人文、経済、管理、法律、美術関連などの學科を學んでいる。
清華大學留學生募集要項
一.出願
1.出願の類別?條件
清華大學への留學を希望し、また以下の條件に合致するすべての外國人は直接、外國人留學生工作弁公室で『清華大學外國人留學生出願書』を受け取ることができる。また、インターネットで清華大學のホームページから出願表をダウンロードできる。
美術學院に出願する留學生は直接、清華大學美術學院國際交流部と連絡を取ることができる。
出願者は身體健康、品行方正で、相応の學歴と一定程度の漢語水準(漢語修習生と英語専門院生は除く)を有していなければならない。
本科生:中國の高校卒業に相當する學歴を有していなければならない。
修士院生:中國の學士學位に相當する學位または同等の學力を有していなければならない。
博士院生:中國の修士學位に相當する學位または同等の學力を有していなければならない。
一般研修生:大學2年以上の學歴を有していなければならない。
高級研修生:中國の修士學位以上の學歴または同等の學力を有していなければならない。
漢語修習生:中國の高校卒業以上の學歴を有していなければならない.
2.出願者の漢語水準
以下の狀況を除き、留學生は一般に入學前にHSK(漢語水準試験)6級に合格していなければならない。
漢語修習生はHSKの成績は必要なく、入學後に漢語水準試験を行ってクラス分けする。
英語専門については、HSKの成績は免除する。一部専門の博士院生と研修生については、出願し認可されれば漢語水準の要求を引き下げるか、またはHSKの成績を免除できるが、一般に優れた英語水準に達していなければならない。
3.出願書類
本科生:
①『清華大學外國人留學生出願書』
②最終學歴証明書と成績証明書(公証済みの複寫)
③HSK6級以上の成績証明書(複寫)
④銀行発行の預金証明書
⑤美術學院の出願者は本人創作作品の寫真6枚(デッサン?色彩畫?専門関連作品の寫真各2枚)が必要
大學院生?研修生:
①『清華大學外國人留學生出願表』
②最終學歴証明書と成績証明書(公証済みの複寫)
③HSK6級以上の成績証明書(複寫)(出願が許可されている場合は免除)
④銀行発行の預金証明書
⑤助教授または相応する職務以上の學者2名の推薦書
⑥美術學院の修士院生と研修生出願者は、本人の専門関連作品の寫真6枚が必要
⑦美術學院博士院生の出願者は、本人の代表的な専門論文2編が必要
漢語修習生:
①『清華大學外國留學生訪中學習出願表』
②最終學歴証明書
③銀行発行の預金証明書
注記:提出する各種証明書が漢語?英文でない場合には、公証済みの英文または中國語の翻訳文が必要である。
4.出願期間
本科生?研修生:毎年4月1日から4月20日(美術學科は同3月1日から6月30日)まで。
大學院生:毎年12月1日から12月30日まで。
漢語修習生:2月入學の場合は12月15日までとし、9月入學の場合は6月15日までに出願する。
5.中國政府奨學金の申請
申請者は自國の関係機関を通じて中國教育部に申請し、中國で勉學中の留學生がさらに上の學位を目指すために中國政府奨學金を申請する場合は、自國の中國大使館を通じて申請する。
二.入學試験と合格通知
1.本科生:外國人留學生工作弁公室による出願書類の審査に通らなければ、入學試験を受けることはできない。
試験科目は、理工?管理學科では、數學と物理、化學(建築學出願の場合は、デッサンを加える)。人文學科では、漢語の読み書き、英語専門では、英語の読み書きと漢語文章作成能力。
受験期間は5月中旬。具體的期日については別途通知する。
中國政府奨學金を申請する留學生は、自國の中國大使館が実施する試験に參加する。
2.大學院生:外國人留學生工作弁公室と関係する専門の教授が出願書類を審査するとともに、清華大學大學院が審査して認可すれば(必要な場合は大學院生入學試験を受けて合格しなければならない)、合格通知を受けとることができる。受験期日は4月上旬。
3.研修生:外國人留學生工作弁公室と関係する専門の教授が出願書類を審査すれば、合格通知を受けとることができる。
4.漢語修習生:外國人留學生工作弁公室が審査し承認すれば、合格通知を受けとることができる。
出願書類の審査に通り、試験に合格した場合、『入學許可通知書』と『外國人留學生査証申請書』を発行する。
三.入學と報告
新入生は入學許可通知書で規定された期日までに入學しなければならない。入學許可者は一般パスポートと『入學許可通知書』『外國人留學生査証申請書』『外國人體格検査記録』『血液検査報告』の原本を持って自國の中國大使館(領事館)で訪中査証手続きを行う。規定の期間內に、上記書類を持って清華大學外國留學生工作弁公室に報告しなければならない。入學者は(X)査証を持って、入國(境)して30日以內に居留申請手続きを済ませなければならない。
四.留學年限と証明書
本科生は4年とする(建築學は5年)。年限を満たし、成績が條件に合致した場合、卒業証明書を発行するとともに學士學位を授與する。
修士院生は2.5‐3年とする。年限を満たし、成績が條件に合致し論文試験に通った場合、卒業証明書を発行するとともに修士學位を授與する。
博士院生は3‐4年とする。博士院生の試験に合格し論文試験に通った場合、卒業証明書を発行するとともに博士學位を授與する。
研究生は一般に1學期から2學年とする。成績が條件に合致した場合、研究生証明書を発行するが、學位は授與しない。
留學生は在校中、中國の法律と大學の各種規定を順守しなければならない。
成績が條件に合致しない留學生に対しては、學籍管理規定に基づき、狀況を見て卒業証明書を発行するか年限満了以前でも退學させる。
五.費用(人民元)
1.出願料
本科生?大學院生:600元
研修生:450元
漢語修習生:330元
2.登録料
?。睂W年180元
3.授業料(1學年/文科、理工?管理、蕓術學科、MBA、IMBA)
本科生:2萬元?2萬6000元?3萬3000元
修士院生:2萬3000元?3萬元?4萬2000元?4萬5000元?6萬元
博士院生:3萬元?4萬元?5萬元
一般研修生:2萬元?2萬6000元?3萬7000元
高級研究生:2萬3000元?3萬元?4萬2000元
漢語修習生:1萬9000元
4.保険料
年間600元
5.宿舎費
?。踩瞬课荩ㄐl生設備は共用):1日1ベッド25-30元
?。踩瞬课荩ㄐl生設備?エアコン?カラーテレビ付き):1日1ベッド50-60元
1人部屋(衛生設備?エアコン?カラーテレビ付き):1日1ベッド66-80元
6.食費は自費
「チャイナネット」2004年6月