松花湖は吉林市の東南、約24キロ離れた松花江の上流に位置する。長白山から流れる第2の松花江を水源とし、豊満水力発電所によってせき止められて生まれた湖。総面積は480平方キロ。縦に約200キロも伸びた幅の狹い湖で、最も広いところで10キロ、最も狹いところは500メートルほど。山の地勢に沿って折れ曲がった姿が美しい湖だ。
風(fēng)光明媚な地で、その秀麗さは黃山や漓江にたとえられる。冬。雪が山や湖を覆いつくし、有名な樹氷が出現(xiàn)する。
松花湖はその名にふさわしく、獨特の様相を呈する高山の湖。両岸には峻険な山々が聳え立ち、怪石が折り重なりあって、その姿を湖面に映している。湖は數(shù)多くの小島があるが、なかでも著名なのが「五虎島」。5頭の小さなトラが戯れているかのようだ。
松花湖は半年近くも雪に閉ざされる。湖畔には國內(nèi)最大の大青山スキー場があり、強(qiáng)風(fēng)が吹くことはなく、雪質(zhì)もよく、スキーやスケート、狩りなどウインタースポーツには絶好の地だ。山から冬の陽光に照らしだされた松花湖を眺める光景は格別。
「チャイナネット」2004年10月28日