箜篌は百済琴(くだらごと)とも呼ばれ、中國古代の弾奏弦楽器の一つである。中國のプロ音楽関係者は前世紀70年代から楽器製作者とともにハープと中國の民族楽器の製作原理を參考にして、改良を行い、雁柱箜篌を開発した。雁柱箜篌は古代の竪箜篌(たてくご)の造型を踏まえて、側(cè)面琵琶の形態(tài)に照らして二面竪型共鳴箱を作り、古箏(こそう)の圧力発振原理を利用して共鳴箱の上に二列のホコーダーを作るとともに共鳴箱の後ろに二列の弦を揉む音を出せる圧力振動裝置を付け、同時にハープの弦の長さ、弦の距離、音のプロセスの並べ方などの重要な科學(xué)的要素を取り入れて作ったものである。雁柱箜篌の琴體は琴臺、琴柱、弦軸板、竪型共鳴箱(桐製)、二列のホコーダー、圧力振動裝置、鳳頭、音を出す穴などからなるものである。琴の高さは1.78メートル、重さは40キロ、7音の音階序列で、72本の弦(36本は同じ度の弦)がある。雁柱箜篌は現(xiàn)在、獨奏、伴奏、合奏によく使われている。
「チャイナネット」2004年12月
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