関係部門の報道によると、現在、中國は生態林分野で、宇宙での種子育成の研究を行っている。このほど、中國蘭州宇宙空間技術物理研究所は中國が回収した20個目の人工衛星に搭載された樹木の種子を甘粛省林業局に正式に渡して、種子の育成実験を行うことになるというす。
伝えられるところによると、この20個目の衛星に搭載された種子には、白松、崋山松、コノテガシワ類など6種類があるという。関係専門家は「宇宙空間での輻射を通じて樹木種子の遺伝子を変化させることができる。これは新たな品種育成に條件を提供することができる。種子を衛星に搭載し、西部地區の生態整備を改善するための旱魃に強い樹木の種子を育成することは中國で始めてのことである」と述べた。
「CRI」より2004/12/02