中國人民抗日戦爭と世界反ファシスト戦爭60周年記念招待會が3日夜、北京の人民大會堂で行われた。國務院の溫家寶総理(中國共産黨中央政治局常務委員會委員)はあいさつの中で次のように述べた。
われわれが抗日戦爭の偉大な勝利を記念するのは、それ(抗日戦爭)が中國の歴史において、とても重要な意義を持っているからだ。抗日戦爭は過去100年近くの間で中國人民が初めて完全勝利を得た偉大な民族解放戦爭であり、進歩的な正義の戦爭であり、中華民族が危機から復興へと向かう歴史の折り返し點だった。抗日戦爭の偉大な勝利を記念するのは、中國の抗日戦爭が世界反ファシスト戦爭の重要な構成部分だからでもある。抗日戦爭において、中國の人民は最も深刻な被害を受け、最も重い犠牲を払い、最も長い時間にわたり戦い、世界反ファシスト戦爭の徹底的な勝利のために不滅の歴史的貢獻をした。そして、抗日戦爭の偉大な勝利を記念するのは、歴史を鑑(かがみ)として未來に向かい、平和的発展の道を引き続き走り、新世紀の世界平和という事業を推進するためでもある。
「人民網日本語版」2005年9月4日