江蘇省南京市でこのほど、六朝時代(222~589年)の大型古墓が見つかった。長さは20メートルを超える。レンガで墓室を作った「磚室墓」で、発見された同時代の墓としては過去最大のもの。これまでに、外側部分の清掃作業(yè)がほぼ終了した。
南京市博物館の関係者によると、同墓の墓坑は長さ21.5メートル、幅14.4メートルで、現存する墓道は長さ10.05メートル、幅4.10~4.25メートル。墓の構造とレンガに描かれた紋様からみて、六朝初期の東呉(222~280年)時代のものとみられ、約1700年の時を経て現代によみがえったことになる。
「人民網日本語版」2006年4月10日