先般、中國國內で唯一上場している練り歯磨き會社である柳州両面針株式會社のトップの梁英奇氏は記者のインタビューに答え、外資系練り歯磨き會社の中國市場におけるマーケットシェアは5年前の5割から現在の6-7割になっていると語った。
外資系練り歯磨き企業は合併の道を歩み、特有の販売ルートや販売ネットワークを通して中國市場への進出を果たしている。同時に、これらの會社は十數倍の費用を広告及び研究?開発に投入し、數多くの中國國內の練り歯磨き企業を窮地に陥し入れた。そのため、かつての広州潔銀、上海白玉などよく知られた國産ブランドはだんだん市場から姿を消していた。
熾烈きわまる競爭にさらされる中國諸企業は、自社の治路を模索し始めた。その中で注目しなければならないのは、柳州両面針株式會社が初めて漢方薬成分を含む練り歯磨きを開発し、消費者に認知されたことである。漢方薬のコンセプトは中國の伝統文化として、すでに中國國內の練り歯磨き企業が外資系企業との競爭を対応する秘策の一つとなっている。
専門家によると、漢方薬の調合は漢方薬草練り歯磨きのコア技術で、練り歯磨きに添加された漢方薬成分の効き目が現れるか否かを直接決定づけるものである。フッソなど化學技術の開発に専念している外資企業に比べて、中國の漢方薬草練り歯磨き企業は薬種の仕入れから漢方薬の調合までとりわけた條件に恵まれている。この強みを生かして、漢方薬成分の開発に心血を注ぐことは、中國企業が外資系企業に打ち勝つ効果的な道となろう。