訪中の間に、福田首相は天津及び孔子の故郷である曲阜を訪問することになっている。これについて、福田首相は次のように述べた。現在、天津は中國発展の重點地域であり、日本とも密接な経済関係がある。天津を訪問するのは、自分で中國の発展の狀況を體験してみたいからである。また、儒教は日本を含む東アジア諸國に影響を及ぼしている。外交を展開するには、相手國の歴史や文化、特に雙方の交流の歴史を知らなければならない。これから、日本はこのような積極的な姿勢で、アジア諸國と友好な外交関係を保っていくことに努める。
中國の発展は日本及び國際社會にとってチャンスである。日中関係の良好な発展は日中両國及び両國の國民、アジアひいては全世界にとって非常に重要なものである。日本側はこの基本的な認識を踏まえ、相互理解、相互信頼の基礎の上で、未來の日中関係を構築することを目指している。このために、日本側は各分野における各レベルの対話?交流、特に両國の未來を擔う青少年の交流を推進することに力を入れる、と福田首相は最後に強調した。