外交部の武大偉副部長は21日、外交部の公式ウェブサイトでインターネット利用者と交流し、「努力によって、釣魚島(日本名:尖閣諸島魚釣島)問題を適切に解決することができると信じている」と表明した。
武副部長は、「中日関係は中國と日本のいずれにとっても大変重要。地域の平和?安定?発展にとっても極めて重要だ。これは中日両國の首脳が過去30年以上にわたり、両國関係の改善と発展に向けて共に努力した根本的な理由だ。中日関係には、歴史問題、臺灣問題、釣魚島問題など未解決の敏感な問題が存在する。こうした問題の解決には、雙方が引き続き努力する必要がある。釣魚島問題では、中日雙方の主張が異なっている。われわれは中國固有の領土だと考え、日本は日本の領土だと考えている。そのためこの問題の処理は大変敏感であり、両國政府が十分な話し合いを通して解決の方法を模索する必要がある」と述べた。
また武副部長は、トウ小平氏が1978年に日本を訪問した時に述べた「われわれというこの世代は聡明ではなかった、次の世代がわれわれよりも聡明で、問題解決の方法を見つけることができると信じている」との発言に觸れ、「釣魚島問題は努力によって適切に解決することができると信じる」と表明した。
「人民網日本語版」2005年1月21日 |