1954年10月30日、李徳全中國紅十字総會會長を団長とし、廖承志中國紅十字総會顧問を副団長とする中國紅十字代表団が空路東京羽田空港に到著し、日本訪問を始めた。これは新中國の建國後、初めての日本訪問代表団である。代表団は日本各界の人びとと幅広く交流し、日本國民に対する中國人民の友好の気持を伝え、大きな成功を収めた。その後、中日の民間関係は経済往來から政治分野へと広がり、日本の各黨派、各界の友好的な人びとが次々と中國を訪問した。