1978年10月23日午前、「中日平和友好條約批準書」の交換式が日本の総理官邸で行われた。鄧小平副総理と福田赳夫総理大臣が交換式に出席した。黃華中國外交部長と園田直外務大臣がそれぞれ自國を代表して「中日平和友好條約批準書」に調印した。この時から「中日平和友好條約批準書」が発効した。
鄧小平副総理と福田赳夫総理大臣は交換式で談話を発表した。鄧小平副総理は、「中日平和友好條約」は「中日共同聲明」および中日國交正常化を受け継ぎ、発展させたものであり、両國の善隣友好関係のためにより強固な基盤を築き上げ、両國が政治、経済、文化、科學技術などの面でさらに交流を展開するためにより広々とした未來を切り開き、アジア?太平洋地域の平和と安全を維持するために積極的な影響を及ぼすことになる、と述べた。
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