東京で完成したばかりのナショナルトレーニングセンターの卓球練習場で15日、日本女子卓球チームの主力選手の福原愛選手が中國人記者の取材を受けた。「瓷娃娃(磁器製のお人形)」という愛稱で中國の卓球ファンにも親しまれている福原選手は東北地方なまりの中國語で、「北京五輪の聖火ランナーになることができてとても光栄です。聖火の日本でのリレーは問題ありません。私は中國を信じています」と語った。「中國新聞網」が伝えた。
日本のナショナルチームの一員として北京五輪に備えて特訓中の福原選手は、在日本中國大使館の推薦する聖火ランナー5人のうちの1人に自分が選ばれたことを最近知った。長野で26日に行われる聖火リレーに參加する。
福原選手は05年卓球世界選手権(開催地:上海)の聖火ランナーも経験している。當時まだ15歳だった福原選手は「とても火が怖く」、聖火ランナーの喜びを感じる余裕がなかった。だが今回は違う。「聖火ランナーになることができて、五輪大會の參加が決まった時よりも興奮しているくらい」だという。
福原選手はあどけなさの殘る顔で、「五輪大會が北京で開催されることでとても得した」と語る。例えば、開催地の環境に慣れるための適応訓練がいらないこと。「中國にはすっかり慣れていますから」。そして中國にはたくさんの愛ちゃんファンがいるということ。「みんなが応援しに來てくれるのを待っています」。
「人民網日本語版」2008年4月16日 |