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中國人作家の日本訪問記①?007?に間違えられる |
発信時間: 2009-05-11 | チャイナネット |
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皇居にもピザのデリバリー ホテルに到著して荷物を置くと、招待側が開いてくれる夕食會まで2時間以上あったため、私たちは東京の街を散策することにした。 皇居東側の二重橋近くで車を降り、私たちはお堀に沿って歩いた。吉田さんは皇居の歴史について紹介し、中國の故宮にはもう皇帝がいないので中に入って參観することができるが、日本の皇居には天皇一家が住んでいるため、參観することはできないのだと話した。 二重橋の上には紺色の制服を著た護衛官が二人立っていた。さらに二人の護衛官が木の棒を手にして警戒區域を行ったり來たりし、時折、訓練の姿勢をとっていた。銃は攜えておらず、木の棒を手にしている様は少林寺の棍僧を思い起こさせた。もちろん、ここの護衛官は坊主頭ではなく、制帽をかぶっていたのだが。 お堀の低い壁の傍に立って対岸の皇居の城壁を観察した。灰色の大きな方形の石で築かれた城壁は、高くはないが幅が広く、お堀の岸の土や城壁の後ろの木々の色と見事に溶け合っている。素樸で重々しいその様に、仰ぎ見ることのできない畏怖の念を抱いた。 お堀に沿って北へ向かって歩いていくと、一つの門の前に出た。中からは人がひっきりなしに出てくる。歩きの人もいれば自転車に乗った人もいたが、車は出入りしていない。そのうち、ヘルメットをかぶって電動自転車(バイク?)に乗った人が、正方形のプラスチックケースを攜えて門の前にやって來た。そして護衛官と一言二言交わすと、中に入っていった。 「ピザの配達でしょう?」私は吉田さんに尋ねた。 「ええ。ここは皇居で働く人たちが住んでいるエリアです。私の友人もこの中の病院で働いています。今は皇居內の病院も外部の人の診察を受け入れるようになりました。以前はできなかったことです」と吉田さんは言った。 |
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