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「GDPで日本を超える」への安易な喜びに疑問 |
発信時間: 2009-05-20 | チャイナネット |
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CCTVの経済番組は17日、「中國実體経済の成長率低下の局面はほぼ終結し、中國経済は成長率上昇の軌道にすでに乗った。中國経済は谷間を脫しており、中國経済の規模は年末に日本を超える見込みだ」とする経済學者の李稲葵氏の見方を紹介した?!钢袊嗄陥蟆工瑏护à?。
「中國のGDPが日本を超える」という専門家の予言は、中國の偏狹な民族主義者たちを小躍りさせた。彼らは、インターネット上でこのニュースを伝え合い、あふれる喜びにひたった?!溉毡兢虺à欷惺澜绀?番目だ。次は米國を超えてやれ。夢にまで見た世界の頭になる日も近い。どうしてこれを喜ばずにいられるだろう?」
だが記者は彼らに問いたい?!缸≌?醫療?教育などを含む中國の生活レベルも世界で2番目だと言えるのか」と。福祉國家で知られるスイスはGDPでは中國の比較にもならないだろう。だが人々の生活レベルでは中國はスイスの比較になると言えるだろうか。
國家全體のGDPと國民一人當たりのGDPは全く異なる。中國がまもなく超えるという日本の一人當たりのGDPは4萬2480ドルに達している。中國の一人當たりのGDPは3260ドルに過ぎない。その差は13倍以上におよぶ。この距離を縮めるにはまだ長い道のりが必要だ。
中國経済は現在、投資に依存しながら発展している。中でも外資の牽引(けんいん)力は大きく、巨大な中國のGDPの源となっている。だがその利益は輸出製品を通じて海外に流れている。中國のGDPが高くなるほど、海外に流れる利益も多くなる。國際経済の一體化が進む中、経済規模という全體のパイが大きくなれば、中國の取り分も増えるだろう。だがいわゆる「中國のGDP」の全てが中國に屬するというわけではないこと、GDPの拡大によって中國人の誰もが利益を受けるというわけではないことは肝に銘じておかなければならない。 |
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