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日本の衆院選「不満と不安の腕比べ」
発信時間: 2009-07-28 | チャイナネット

衆院選後の日本の政局には、どのような変數が出現するのだろか。日本メディアは、主な変數として次の3つを挙げている。

 

(1)衆院は全480議席なので、過半數は241議席。自民黨と公明黨が過半數を獲得した場合、引き続き政権に就く。だが、これまで占めてきた3分の2議席に達しなかった場合、「再議決権」を失い、野黨が多數を占める參院との対峙という構図が続く。參院で否決された法案はすべて廃案となり、自公連立政権の運営はさらに困難なものとなる。

 

(2)民主黨を頭とする野黨が過半數の議席を獲得した場合、非自民政権が出現する。民主黨自らの票が過半數に達しなかった場合、社民黨や國民新黨などと連立政権を組むことになる。これによって衆院と參院のねじれは解消し、國會運営の主導権を確保できる。だが、憲法や安全保障政策において、社民黨は民主黨と主張が異なるため、連立政権を離脫し、民主黨は他の黨派との協力を模索することになるかもしれない。

 

(3)現在の與黨と野黨がいずれも半數の議席を獲得できなかった場合、小黨派の爭奪戦という複雑な局面が出現する。共産黨以外に、自民黨を離黨した平沼赳夫、渡辺喜美ら小黨派の動きが政権交代のキャスティング?ボートを握ることになる。小黨派を加えても過半數に達しなかった場合、自民黨と民主黨が互いの黨內の「異分子」を取り込み合うことになるかもしれない。政界再編では、衆院でどの政黨が第1黨になるかが極めて重要だ。

 

「不満と不安の腕比べ」は、各政黨が「マニフェスト」遊説によって、有権者の不満や不安を和らげ、取り除く腕比べでもある。

「人民網日本語版」2009年7月28日

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