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中國の農業作業者、松本の味噌文化を味わう
発信時間: 2009-08-04 | チャイナネット

 

味噌の起源は中國にあり、7世紀に日本に伝わり、次第に日本獨特の調味料となった。そのため、中國の農業作業者たちも親しみやすかったようだ。雲南省宜良県で森林を経営する団員の何継蓮さんは石井味噌の作り方の説明を聞き、「作るプロセスは中國とまったく同じで、中國も大豆と塩と攪拌機で作ります。実は母と祖母が村で味噌を作っているのです。私のふるさとでは味噌作りが盛んで、違うところと言えば、雲南省の人たちは辛いものが好きですから、味噌に必ず唐辛子を入れることくらいです」と話す。

晝食は、少し赤い味噌焼きおにぎりと三年味噌の豚汁、味噌漬け、味噌アイスのデザートなど、味噌づくしだった。おにぎりは一見焦げているように見えたが、食べてみると美味しかった。中國では北京ダックにも味噌を使うように、ネギや玉ネギのような辛いもの、そしてきゅうりなどの野菜と一緒に食べることが多い。

「日本には他にも有名な味噌があるのか」と、同行する杉尾さんに聞いてみると、「ほかに東京や京都にもあります。信州の味噌はそれに比べるとちょっと濃いですね」と教えてくれた。

各國、各地方にはそれぞれの獨特な文化がある。グローバル化がどんどん進む中、この貴重に保たれた伝統や、ほかの地方との小さな違いを見つけて味わうのは一番楽しいことではないかと思う。

「チャイナネット」 2009年8月4日

 

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