標準中國語を話し、上海語も學べば、古代漢語の研究までする。2日に東京の西池袋で開かれた「漢語角百回特別交流會」で、こんな日本人に出會った。法務省入國管理局外國人登録管理官の千葉明さんだ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
今年50歳の千葉さんは、中國と深い縁を持つ。北京の日本大使館勤務や外務省國際報道官を歴任し、これまで中國に計8年暮らした。中國の多くの省?直轄市?自治區に行ったことがあり、足を運んだことのある村や町は100以上に上る。1990年には新婚旅行で妻と汨羅を訪れ、楽しい時間を過ごした。
千葉さんは中國語の勉強に熱中する日本人の1人だ。日本僑報社と日中交流研究所が始めた「星期日漢語角」(日曜中國語コーナー)には、07年8月5日の初回以來、3000人以上が參加している。參加者は、中日両國の學者、公務員、學生、會社員、主婦などだ。
「漢語角」は毎週日曜日に西池袋で開かれ、參加費は無料。主催者側が毎回用意する1つの話題をめぐり、參加者が交流し合う。參加者はここで、中國留學?駐在の経験を分かち合ったり、中國文化?民俗に対する理解を深め合ったりすることができる。終了後には、誘い合って中國映畫を観たり、中國語の歌を歌ったり、中華料理を食べに行ってもいい。
主催者側は、中國語愛好者の増加を受け、今後は日本各地で「漢語角」を始め、中國に関心のある日本人と在日中國人との交流の場としていく考えだ。
「人民網日本語版」2009年8月4日 |